WHITE

でつ

唐揚げ

眠い…とっても眠い…。なぜなら息子の夜間授乳がなぜか2時間おきだったから。夜間はいつも4時間は空くのに、低気圧か、はたまた夏だからか、とにかくずっと乳をくれてやった。「絶対お腹いっぱいだろ…」と思ったけど、本人が欲しがるので仕方がない。飲み終わっておむつを変えるとニコッと笑った。それでいい。君の今のお仕事は不満な時に泣いて、ご機嫌な時に笑うこと。母はそれで満足です。

いつも息子を20時に寝かしつけた後、夫と22時までマリオカートをする。昨日は「マリカの前に選挙の候補者調べよ」と言ったら「おー、うん〜」とあまり乗り気ではない様子。もぞもぞと携帯を開き候補者を調べ始めた。言ってすぐ行動するところは夫のよき所だ。わたしもNHKがまとめていたアンケートを貪り読んであーでもないこーでもないと言っていると、「俺にもそのサイト送って、見やすそう」と少しだけ乗り気になった様子。「顔で選ぼうかな、性格って人相に出るし」とか言っていたから、選び方は気に食わないが。ざっくり調べて速攻マリカをした。今のレートは3035、スパイファミリーのアーニャの顔を作ってそれで戦っている。ドンキーコングの重量に負けてしまうので体当たりされると吹き飛ばされる。「このクソゴリラ」とぼそっと言ったら「口悪いな〜」と言われた。運転すると性格変わるタイプってバレたかもしれない。そのあと、伸ばしに伸ばした猫の爪を切って、おやつをあげて眠りについた。

今朝、息子の機嫌のいい時を見計らって家を出た。「君の未来のために投票してくるよ」と声をかけると「息子の未来がよくなるような公約を掲げてる人居なかったよね」と言ってきた。なんだよ、顔で選んだんじゃないのかよ。ちゃっかり調べてるじゃねえか。息子にかっこいいことを言ったんだから水を刺さないで欲しい。雑談を正論で返してくるのが夫の悪き所。

投票所ではおじいおばあに混ざって、柄のステテコにパーカーを羽織ってフードを被ったサングラスのお兄ちゃんがいた。人は見かけによらないというムーブをかましにきたのだろうか。人が外まで並んでいたので待っていると、お兄ちゃんが前を譲ってくれた。優しかった。

帰りはパチンコ屋の前を通って帰ってきた。パチンコ屋の前の喫煙所でおじさんがタバコを吸っていた。夫が「選挙行ってないオジかな」と言うので「選挙帰りのいいパチンコオジかも知れないでしょ」と反論しておいた。

 

お昼ご飯はセブンでパスタサラダと唐揚げを買って帰ってきた。息子は夫のお腹の上で寝息を立てている。唐揚げは、夏の屋台の味がした。

涙腺ひな鳥へ2

お久しぶりです。

3年ほど文字を書くのをやめていました。やめていたというか、急に書けなくなったというか、いや、書こうと思って書き出しは進むのですが、そのまま全部下書きに入っているというか。あなたの文章を久しぶりに見て、わたしも何か書いてみようかなって思ったのです。

最近、あんなに楽しかったはずの短大時代のことをよく思い出せなくなってきています。6年も経っていれば当たり前と言えば当たり前ですが、なんだか寂しい気持ちになりますね。資格だけ取れればいいや、友達もできなくていいと思って入った大学ですが、人生で最高の2年間にしてくれたのはあなたでした(なんかラブレターみたい)。最近はずっと身軽に飛んで会いに行きたいなという気持ちを抱えながら、そうもいかない現実に少し落ち込んで、でも自分で決めた道だからと前に進むしかなくて、という繰り返しです。現実に不満があるとか、ここから逃げ出したいとかそういうことではなくて、簡単にいうとあなたとたわいもない話をしてたくさん泣いてたくさん笑いたい、それだけです。

 

外に出ると全身の細胞が溶けてしまうのではないかと思うくらいの暑さで、少し息苦しい。匂いや温度、言葉の節々で昔のことをふっと思い出して泣きたくなる。なぜか今年はそんな夏になっています。不安定なまま、大人になろうともがいていて、何が正解で何が悪いことなのか自分の目線だけではどうにもこうにも分からないのです。誰かに、「それで正解だよ」って言って欲しいのだと思います。ひとつ失敗すると、全て自分のせいのような気がして、相手に原因があってもわたしが良くないことをしたのではないかと考え込んでしまいます。昔はもっとあっけらかんとしていて、自分が進む道全て正解、と思って生きていたような気がするのにな。守るもの、守れるものが多くなった今だからこそ、自分がとても頼りなく信用できない存在になってしまったのかな。もっと強い大人でいたかったし、これからも強く凛とした大人になるつもりなのに、今この現実はどうしようもなくぬるくて、ゆるくて、不安定で、両手いっぱいに支えておくことしかできていないのです。

会って話がしたいのは、そんな自分を認めてほしいわけでも、叱って欲しいわけでもなく、「これは確実に正解」と思える時間を、1時間でも30分でも10分でもいいから一緒に過ごしたいのです。安心したい、それだけです。

 

元気ですか、暑さにやられていませんか、こちらはなんとか生きています。風邪をひかないようにね。

 

涙腺ひな鳥へ最強の応援団より愛を込めて

跳べよ。

4ヶ月ほど、書いてなかったみたいです。

お久しぶりです。

 

7月「ディズニーに行った。あまり仲良くない友達と。誘われたから行ってみたけどやっぱり感覚は合わなくて、というかわたしがその子のことを恋愛対象に見るとでも思ってるような素振り。それがひしひしと感じられて本当に本当に苦手だった。女だろうが男だろうが、魅力を感じない限り対象にはならないのに。“こんなことをすればどうせドキドキするんでしょ?知ってる”というそれが本当に鼻についた。そういうのが感じられるからお前はないんだよ、ふざけんな。次はバーベキューをした。肉を食って肉を食って野菜食ってアイス食ってカラオケして夜に帰った。楽しかった。あれはとっても夏だった。」

 

8月「静岡に行った。フランクフルトを食べて上を向いて花火を見て、首が疲れて横になって花火を見た。髪型を変えてプリを撮って、大きいハンバーグ食べた。真っ白な服着てカフェに行った。デロデロになるまで飲んで、抹茶のアイス食べた。人生初のチーズドックはあまり伸びなかった。猫カフェに行った。猫が人間なんかを全く見ていなくて、猫カフェというより、人間が閉じ込められてる人間カフェみたいだった。猫はやっぱり家で飼いたい。バナナジュース、美味しかった。好きな人の誕生日だった。おめでとう大好きだよ。」

 

9月「近所のデート、たくさんした。乗っても電車で20分程度。メロンソーダにハマった。美味しい。大阪からかわいい女の子が遊びに来た。かわいい女の子はかわいい洋服とかわいい小物たちに囲まれながら、かわいくない言葉をたくさん吐いて帰っていった。とてもかわいかった。実家に帰った。母のプレゼントを買って、黄色い原付に乗った。もう東北では長袖を着た。」

 

10月「新しい仕事を始めた。嫌で嫌で辞めた仕事だった。またやりたくなってもう一回始めた。やっぱり大好きだった。新しい部屋を決めた。真新しい壁に真っ白な部屋無駄なものを全部置いて欲しいものだけ大好きなもの持ってきた。わたしがそうしたいから、恋人にもそうしてもらったけど、正しかったのだろうか。自分の集めたもので潰れそうになっていたのは、まあ確かに見てられなかった。」

 

11月「引っ越した。住みやすくて住みやすくてとてもよい。そのバンドのライブに初めて行った。トークは下手だけど、曲、最高だった。バンドマンのあのクサい感じはいつまで経ってもきっと消えないんだろうな。カフェに行った。ニカイにあるカフェ。水色のメロンソーダが夏だった。外はもう冬。髪を切った。伸ばしていたのに切った。気に入っている。」

 

7月からはこんな感じです。楽しい下半期だったな。走った走った。めちゃくちゃ遊んで自分の好きなことにお金も時間も使って、めちゃくちゃ走った。楽しかった。若いっていいな。安全策なんて沢山あったし取ろうと思ったら取れたけど、なんだかもったいなかった。まだ22歳なんだからこのまま飛び込めばいいじゃん。ね。足踏みしてるなんてばばあかよ。跳べよ。ね。

メロン

お久しぶりです。

雨が降ったり天気になったりムシムシしたりと暴力的な天候ですが、それなりに元気にやってます。皆様はお元気でしょうか。

新しい環境に飛び込んで2ヶ月が経とうとしています。人間関係上手くやろうとか、働きやすさを考えようとか、そんなのは本当にどうでもよくて、クズだなとは思うけどある程度働いてお金がもらえれば今は満足です。

あの人はどうとか、このやり方はこうとかなんかそう言うの今はほぼ拒絶状態で、もっと優しく、平和にいられればいいのになと思ってます。指摘しあえる関係とか、高め合えるとか、たしかに大切だけど、それは大前提にお互いへの信頼関係があってこその話であって、初対面で初めからきつく指示したり命令したり注意したり、というのはただただ信頼関係が崩れていくだけだと思っています。何事も流れに乗ることが大切なのではないかなあ、と。完全に自論ですが。

最近、「気持ちが顔に出てる」と言われるようになりました。嬉しい。今まで何を考えているか分からないだの、もっと笑った方がいいだのなんだの言われてきて、分かってくれないことに腹を立てて悲しくなっての繰り返し。そりゃあ分かりませんよね、他人だもん。そんな言葉の暴力を振るってきた人のこと、わたしだって何にも分かりません。だからとりあえず笑うようにしました。表情に出すように、相手に伝わるように。文句ばっかり言ってないで、自分から変わっていくしかないかななんて若い頭で思いながら。でも、そうしたらどう考えてもわたしには合わない人が寄ってきて振りきれなくなって、がんじがらめになって、めちゃくちゃ辛くて。取り繕って寄ってくる人ってこういうことかと思いました。だから、なんか、一周回ってきたみたいになったけど、表情のこととかなんも考えずに仕事しよ〜そのままでいよう〜と思ったら、顔に出てるって言われて。それがわたしのことを褒めているのか、注意なのかは分からないですが、10年くらい努力もしてみたけどこう表現していくしかないんだなあ、と思いました。どんどんいい方に転がっていきたい。幸せになりたい。愛されたい。それだけです。

みんなだって幸せになりたいでしょう。愛されたいでしょう。もう、それが魅力的なんだと思います。大丈夫、わたしは味方です。美味しいお魚と、あったかい豚汁飲んで、デザートにはおっきいメロン食べて、ああ〜最高〜となりながら過ごしていこうね。

不眠

お久しぶりです。

最近夜にあまり眠れなくなりました。原因はイマイチ不明。こうやってケータイいじってるからかなとも思いますが、それはまあ、どうだかって感じで。こうやって文字を書くのも、本当に久しぶりで、ここ1ヶ月くらい何をしていたかというと、ニートです。ニートという名の心の休息。

毎日毎日残業で、残業しても仕事は終わらなくて、でも子どもは毎日来て騒がしくてうんちもすればおしっこもして、ゲロも吐けば友達に噛み付いて、転んでは怪我をして泣いて泣いて泣いて、勝手に転んで頭打って病院に連れて行って、その度に親に謝って謝って謝って、よく分からないことでクレームを受けてその度に会議は開かれて考えてももう疲れてて答えは出なくて、もう精一杯なんですなんて通用しなくて。先生は勝手にやめて人手が足りなくて仕事量は3倍になって、ニキビは増えるし口内炎は常に5個。手は荒れて切れたりむけたりただれたり。子どもたちは環境の変化、保育士の気持ちに敏感で不安定になっていって子どもを嫌いになっていた。でも嫌いになりたくなかったんです。

離れて、やっぱりかわいかった。わたしが大好きで大好きでなった仕事だったなあ、と。お花を摘んでくれたり、かわいいって言ってくれたり、大好きって言ってくれたり、こんなに毎日大好きって言われる仕事本当にないよなあ、素敵だな、と。子どもと遊びのプロだから。プロフェッショナルだから。こんなかっこいい大人いないでしょう。ね。

別に誰かの安心になりたい訳じゃないし、いいこと言いたい訳でもない。普通に怒るし泣くし人を嫌いにだってなる。神様仏様じゃないからね。人と同じことやりたいし、人と違うこともやりたい。面白そうなことがあったら飛びつきたいし、会いたい人がいたらすぐにでも飛んでいきたい。お金も時間も理由にならないよ。ずっと好きな人の好きな人でありたいし、わがままだって言いたい。

夏には汗だくになってスーパーに買い物に行きたいし、5分の帰り道にアイスを食べて帰ってきたい。そのまま一緒にシャワーを浴びてお昼寝したい。夕立が過ぎた後にベランダに出てビールを飲みたい。今日は死ぬほど暑かっただの、上司がクソだの、明日仕事行きたくないだの、記念日には江ノ島に行きたいだの、そんなことをダラダラ話したい。ずっと子どもでいたいし、かっこいい大人になりたい。

なんで悩まなきゃないの?とも、悩んでなんぼ、とも思う。

あはっぴーにゅーいやー、

気持ち悪い

「気持ち悪い」という言葉について考えていました。最近なぜか分からないのですが、気持ち悪いと言う言葉をよく使ってしまいます。予想ですけど、多分人に対して使われる言葉ではないのだと思うのです。使う場面としては、どこか落ち着かない、腑に落ちない、そんな時に気持ち悪いと言ってしまいます。いや、こうやって文字にするとどうでもよく、簡単な話になってしまうのですが、実際そんな場面で言葉にして使ってみると、ちょっとわたしの気持ちが分かると思います。そういう場面で気持ち悪いと言った時に、罪悪感なくすっと当てはまるので。

やっぱりわたしは陽口を言っていたいなと思うのです。陽口はきっと造語で、広まっていない言葉だとは思います。相手のいないところでその人の良いところを言う、などそういうこと。いるところでももちろん言いたいです。自分が話した言葉を一番に耳に入れるのは自分だから、綺麗な言葉を使いなさい。というのは有名な話ですが、本当にそう思います。長く使えるものを愛していきたい。それは、洋服やカバンアクセサリーに限らず、言葉、態度、視線、仕草など、触れられないものまで全部です。何年経っても古いと感じさせない、サザンオールスターズ勝手にシンドバッドになりたいです。1978年ですよ、41年前の曲。それが未だに古い曲だと思わせない曲調で、夏になるとどこかのカフェでは流れていて、本当にすごいと思います。考えも長く使える考えでありたい。どうしても、歳をとると若い人の話や態度が理解できなかったり、腹が立ったりすると思うのです。それは仕方ないこと。だっていきている時代が違うから、常識だって環境だって変わります。その変わっていくものに臆病にならないで、どんどん更新していきたいと思うのです。腹が立つというのはきっと羨ましいのですよね。「昔はこんなに苦労してやっとここまで来たのに、この子たちはこれくらいでここまで上がってる、悔しい羨ましい。」そんな感じで。だから時代は良くなっていっている証拠だと思います。その悔しさ羨ましさを感じた時は、環境の好転に拍手していきましょう。その時その時の感じ方考え方は常に更新していきたい、という気持ちを長く持ち続けていたいです。回りくどくてうまく伝わらないですね、まあ良いです。

今日は天気が良かったので、起きたら12時でした。洗濯物は外に干しました。花粉が付くじゃん、と眉をひそめてまた怒られるんだと思います。これから新しい本を買いに行きます。

以上です。

涙腺ひな鳥へ

拝啓

今からくさいこと言います。

他人からしたら秘密ってとても魅力的だと思います。知りたい、教えてほしい、特別になりたい、そんな感じで。でも“ふたりだけの”と入ると、ひと回りもふた回りも特別なニュアンスを帯びると思いませんか。わたしは何を言っているんだ。

どこかの誰かさんに「人前で失敗して恥をかくことが嫌なのでしょう、かっこ悪いと思ってできないのでしょう」と言われたことがありますが、決してそんなことはなく、むしろ積極的にやっていきたいものです。そういうことはわたしからすればとてもかっこいいことです。でも、みんながやっていて当たり前のように生活を回していることで、どうしても「なんか分からないけど隠してしまう、恥ずかしくて言えない」ことがありました。多分、自分の中でのかっこ悪い像に当てはまってたのだと思います。それは世間一般的に言われているようなものではなく、わたしの中での話ですが。でも、声に出して自分の言葉で話せた時に、好転して、充電されて、アップデートされていくのが分かりました。今わたしはios1365です。最強。でも最強になったとしても、明日も明後日も1ヶ月後も3年後も、もしかしたら続けて行かなければならなくて、それはやっぱり変えられないことで、恥ずかしい像に当てはまっていることも間違いはなくて。でもやっぱりわたしは、いつでも身軽でどんどん進めて、度胸と愛嬌があることを褒められたことが嬉しくて、それだけは意地でも無理をしてでも貫き通していきたいと思うのです。矛盾したこの状況で、今のわたしがまだまだこれから、進んでいこうと思えているのは大きな一歩だと思っています。ありがとう。

最後に、ずっと思っていたことを伝えられて良かったです。ここを出て後悔したことが1つだけあって、「どんな大人になるのか、どうやって進んでいくのか、とても近くで見ていきたかった」本当にそれだけです。でも、わたしが決めたことであり、それはもう仕方ないことです。だからこそ、しっかりとした知識と覚悟、正しい日本語、陽に引っ張れる空気をまとってまた会いにいきます。だからどうか悲しまずに、嬉しいことをかき集めて、生きていてほしいと思います。わたしも、もがいて安心して不安になって嬉しくなって、考え込み過ぎずに生きていこうと思います。

違うことは違う、嬉しいことは嬉しい、楽しい時は楽しいと言えるその素直さと、相手を信じる気持ちがとても良かった。良かったです。

あー楽しかった。

敬具

 

涙腺ひな鳥へ最強の応援団より愛を込めて。