元気でね

とても奇抜な夜の明かし方だったと思う。

朝（？）起きたのは12:30で電話は繋がったままで洗濯を干している途中で外はクソ晴れていて幸せだった。そんな土曜日。

明日は何着ようかな、どんな髪型にしようかな、って考えること自体が久しぶりすぎて自分の感覚かなと不思議に思ってる。

今日はずーっと晴れていて多摩川でバーベキューをしてきた。70人くらいの人たちと飲んで食べて話してきただけなのだけれど少しだけ心が満たされた。みんないい人たちだった。とっても笑った。

どうしても安心を与えたい時ってあるのだけれど、わたしの気持ちが追いつかなかったりわたしの語彙力じゃ足りなかったりでむずがゆい思いをすることが多い。相手の安心する言葉を知っていて、それを話せるはずなのに、敢えて言わない言えない自分がいるのもむずがゆい。だから「一緒に」とか「ありがとう」とか使って誤魔化してしまうのだと思う。本当に伝えたいところはそこではないことが多い。ニアーイコールじゃ物足りない。そう思いながら通知に反応して、律儀に返事をするのだ。

大切なのはどれだけ気持ちを伝えられるかで、会える時間では無いと思う。言葉だったり表情だったり態度だったり、そう言う教養をたくさん身につけたい。だからわたしはたくさん本を読みたい。人の頭を覗く機会なんて本を読む以外にあるのだろうか。あの人の頭の中を覗いてみたいと思っても文章に起こしていなかったり、取り繕って言葉にしていたら全く意味がないのだ。そのまんまの気持ちをそのまんま言葉にしてほしい。そうしたら分かるのに。知りたい、理解したいと言う気持ちは恥ずかしいものではないと思ってる。誰だって気になる人のことは知りたいでしょ？誰だって理解したいと思うでしょ？そんなもんよ。

今、流れに乗ってる時らしいから。ハイタッチする気持ちでなんて書いてあって少しバカにしている自分もいる。そう言えば高校の時に付き合った人とは付き合ったその日にハイタッチしたなと。なんだそれって感じだし未だにあの頃の自分をバカにしてしまうけど、それはそれでまあ、若気の至りってことよね。あの頃はそうやって話すのが楽しくて、相手の話を聞いてアホみたいに笑うのが楽しくて、たくさんたくさん話していたけど、あの時に何を話していたかなんて忘れてしまったな。もったいないな。

今は全く連絡を取っていないあの人もあの人もあの人も。元気にしているのかしら。