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「嬉しい時には尻尾を振って抱きついて、怒ったらあっち行けと蹴飛ばして、悲しくなったら涙を隠しながら泣いて、楽しかったらニコニコして、そんな風に分かるあなたが羨ましくて、見せてくれることが嬉しくて泣いてしまいます。」

なんてね。泣いてしまうことは無いけれど、心が締め付けられることはある。楽しかった日曜日も、アホみたいに笑ったあの部屋も全部全部全部全部思い出になってしまうのかな。そんなの嫌だな。いつかのどこかで、こんな事前にもあった気がする、なんて思いながら他の時間を過ごすのだろうか。そんなの嫌だな。

考え事は朝に、夜は寝るもの。とよく聞くし、わたしもそう思うのだけれど、どうしても夜じゃないと伝えられないことがあって。夜の自分にとっては絶対に今伝えなきゃならない事なのだけれど、それを朝に回すのは自分の気持ちを無下にしてしまっているような気がして、どうしても伝えてしまう。でも、相手にも時間があって気持ちがあって気分があって予定があって。そんな事を考え出したら止まらなくて、ああ、考えなきゃよかったとまた考え込んでしまう。だから、世間の一般論は破ってしまおうよ。夜に考え込んでもいいし、朝寝てもいいんだよ。伝えたいと思ったことを伝えなくてもいいし、伝えたくないと思ったことを、言葉にして形にして伝えてもいいんだよ。だから、物事はそんなに難しくないのかもしれない。

まずは、耳を傾ける相手を選ぶこと。そして、自分の気持ちはその時に伝えてもいいと思うこと。最後は、愛情を忘れないこと。そう、好きな人への愛情を忘れてはいけないのだと思う。何を伝えるにも、気持ちを込めて愛情を忘れずに伝えれば、受け入れてもらえるのではないか。そんなの甘すぎるのかな。

今日だって仕事をして、ご飯を食べて、明日の準備をして、寝るだけ。どんな日を過ごしたのかな、どんな気持ちになったのかな、と少し気になることを聞いて、私のいない世界を生きているということに絶望して寝る。わたしはいつだって、その世界に入っていたいし、いつだって甘やかされたいし、いつだって抱きしめられて寝ていたい。そんなに贅沢なことを言っているわけではないと思うのだけれどどうして１つも叶わないのだろうか。

とっても眠くなってきた。今日はお昼寝をしていないんだ。睡眠時間足りるかな。

明日の朝はチョコレートを食べてコーヒーを飲む余裕くらいは欲しい。そこに猫がいたらもう言うことはない。